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母もまた母の子

保育園男子の母である友人と「母親」について語り合っていたたときのこと。

幼少時に、母親にしてもらったこと、してもらえなかったこと、
そして自分たちの育児について話していたら、
ふと、ある絵本を、友人とそのお母様にプレゼントしてみたくなりました。

『ちいさなあなたへ』
(アリスン・マギー著/主婦の友はじめてブックシリーズ)です。

母の日が近くなると、あちこちで紹介される絵本ですが、
まだ読んだことがないという友人とそのお母様の「今」に
そっと寄り添ってくれそうな気がしたのです。

ちょうどOSAGARI絵本の在庫棚に、
状態のよいものが1冊あったのでプレゼントしました。

後日、友人が「そういいえばあの絵本、母に渡してみましたよ」と。
どうだったか聞いてみると、
お母様は『自分の母のことを想った』」のだそう。

私は勝手に、「友人とそのお母様」をその絵本に重ねてプレゼントしたので、
これは意外な反応でした。

たくさんの孫の「おばあちゃん」になっても、
まだ母を思うんだなあ、と。

おばあちゃんにも「母」がいる。
当たり前の話ですが、なんだか不思議で、あたたかい。

そういえば先日、75歳になった母のいる実家に帰り、いろんな話をしました。
戦時中に生まれた母は、「母親」と過ごした記憶があまりないそうです。
なぜなら、戦地に赴く祖父の代わりに一家を支えるべく、
ひたすらに働いていたから。
母は、父親の背中ではなく「母親の背中」を見て育ったと言います。

そんな祖母の子である母も、負けん気が強く、働き者でした。
私は子どものころ、おしゃれなおやつも、
女子が喜びそうなかわいいお弁当も作ってもらえなかったけれど、
そんな母の生い立ちを知ると、
「そりゃそうよね」と納得してしまいます。

母もまた母の子。
さて、今年の母の日は、何をしようかなあ。

5月 13, 2017